同じ出生時刻で命式が違うのはなぜ?サマータイム・昔の標準時・真太陽時
命式の読み方を考える前に、まずどう計算されたかを確認します。昔の時計の換算ミスと、流派による違いは別の問題です。
生まれた時の時刻
| 地域 | 確認すること |
|---|---|
| シンガポール/マレーシア半島 | 1982年以前はUTC+7:30などを使っていました。占領期やそれ以前は日付ごとの確認が必要です。 |
| 中国本土 | 1986–1991年の一部の月にサマータイムがありました。それ以前の地域ごとの記録は別に確認します。 |
| 香港・マカオ・台湾 | 一部の年にサマータイムがありました。毎年夏に実施されていたとは限りません。 |
アジア各地の標準時とサマータイム早見表(1900–2000)
シンガポールは1941年9月〜1942年2月と1945年9月〜1981年末にUTC+7:30、その間の占領期はUTC+9でした。正確な切り替え日やそれ以前の記録は別に確認します。日本は1948〜1951年の夏にサマータイムを実施しました。
例:1988年7月1日9時20分、北京生まれで、記録が当時のサマータイムの時計による場合、標準時に戻すと8時20分になり、時柱は乙巳から甲辰に変わります。換算の例であり、個人の鑑定ではありません。
経度の補正だけでは真太陽時になりません
経度1度はおよそ4分に当たります。下の表は、日付で変わる均時差を加える前の、地方平均太陽時とUTC+8の時計との差の概数です。
| 都市 | UTC+8との差(平均太陽時) |
|---|---|
| ウルムチ | 約130分遅い |
| クアラルンプール | 約73分遅い |
| シンガポール | 約65分遅い |
| 成都 | 約64分遅い |
| 広州 | 約27分遅い |
| 香港 | 約23分遅い |
| 北京 | 約14分遅い |
| 上海/台北 | 約6分早い |
均時差を加えて初めて真太陽時になります。それを使うかどうかは流派の選択で、ツールは標準時との比較も残します。
例:1975年6月10日7時10分、シンガポール市街地生まれ(当時UTC+7:30)の場合、このツールでは真太陽時は約6時36分となり、時柱は甲辰から癸卯に変わります。二つの取り方を並べるもので、どちらか一方だけが正しいという意味ではありません。
月柱は「節」で切り替わります
寅月は立春から、卯月は啓蟄から始まり、暦の月初めや旧暦の朔日ではありません。二十四節気のすべてで月柱が変わるわけではありません。境目に近いときは正確な時刻を確認します。
子の刻の扱いを明記します
23時で日を変える流派も、0時で変える流派もあります。このツールは23〜24時の日柱を当日のままとし、子の刻の時干は翌日の日干から起こします。読み方を比べる前に、まずルールを比べてください。
自分で確認する4つの手順
- 出生の原記録を探し、出典と誤差を書き留める。
- 当時の時刻制度を調べ、ツールがサマータイムを処理済みか確認する。
- 出生地の経度と日付から、時刻の取り方を比べる。
- 時刻・日・節気の境目に近いときは、隣の候補も残す。
表示は分単位で、均時差は近似式です。タイムゾーンの切り替え時刻が秒まで分かっても、命式を秒単位で検証したことにはなりません。1900年付近は制限があるため、境目に近い場合は人手による確認をお申し込みください。
人手による確認をご希望の方は、生年月日、出生時刻、出生地(都市)、時刻の出典をメールでお送りください。氏名や身分証の画像は不要です。ウェブ上の計算はお使いの端末内で行われ、メールを送った場合のみメール事業者がその内容を扱います。